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胃・大腸検査
Stomach・Colon
健診で指摘された
運動療法
ふだんから元気にからだを動かすことで、糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、ロコモ、認知症などになるリスクを下げることができます。
今より少しでも長く、少しでも元気にからだを動かすことが健康への第一歩です。あなたも体を動かし健康を手に入れてください。
健診で指摘された
ストレッチ
ストレッチは、体のいろいろな筋肉をゆっくりと引っ張って伸ばします。
そうすることにより、筋肉を柔らかくするとともに、関節の動きを広げることができ、ケガを予防したり、ころびにくくなります。
また呼吸を整えたり、精神的な緊張を和らげるという心身のコンディションつくりにもつながります。
健診で指摘された
食事療法
私たちの体は食べ物でできています。そして、食べ物は私たちの体と心を健康にしてくれます。
しかし、偏った食生活や食べ過ぎ・飲みすぎは、健康をがいして、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病を引き起こします。
健康を手に入れたい方、生活習慣病が気になる方、あなたの食事について考えてみませんか?
健診で指摘された
尿酸が高い
健診で尿酸値が高いと言われたことはありませんか。尿酸値が高いと関節が赤くはれあがり激痛を生じる痛風をおこします。
また尿酸値が高い状態は高血圧、脂質異常症、肥満、糖尿病とともに脈硬化を進めさせ心筋梗塞や脳卒中を起こします。
尿酸値が高くなるのを予防するには、プリン体の多い食品を避けることやアルコールを摂取しないこと、また適度な運動で肥満にならないようにすることです。
健診で指摘された
太りすぎ
現在、肥満の判定は、身長と体重から計算されるBMIという数値で行われています。これはBody Mass Index(肥満指数)の略で、統計的にもっとも病気にかかりにくいBMI22を標準とし、25以上を肥満としています。
肥満でこわいのは、命にかかわる多くの生活習慣病のもとになりやすいということです。
日本人の死因の第1位はがん、第2位は脳卒中(脳梗塞や脳出血)、第3位は心臓病(心筋梗塞や狭心症)です。
2位と3位はどちらも動脈硬化や高血圧、悪玉コレステロールなどが大きな危険因子ですが、これらには食事や肥満が大きく関わっています。
また糖尿病、高尿酸血症や痛風、脂肪肝、 膵炎なども肥満との関わりが深い病気です。
肥満のこわさは、生活習慣病だけではありません。肥満となっても骨の太さはほとんど変わりませんから、体重が骨や関節によけいな負担をかけます。それが、腰痛や関節痛の原因となることも多いのです。
肥満症の治療は食事と運動で、これを同時に進めます。 食事と運動の生活指導を具体的に進めるときに行われるのが行動療法という方法です。
当院でも肥満に対する行動療法を行っています。ご心配の方はご相談ください。
健診で指摘された
コレステロールが高い
コレステロール値が高いと診断された方、コレステロール値が上昇しても自覚症状は全くありません。「まだまだ大丈夫」と、放っていませんか?
コレステロールは悪玉コレステロール(LDLコレステロール)と善玉コレステロール(HDLコレステロール)に分けられます。コレステロールの異常で重要な意味をもつのは悪玉コレステロールの増加です。
悪玉コレステロール値が高い状態が続くと、からだの中のいろいろいな動脈に動脈硬化がおこり、しだいに血管の内側がせまくなり血栓などでつまりやすくなります。すると、全身の臓器に酸素や栄養分が十分に行きわたらなくなり、細胞に障害がおこり、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの重大な病気を引き起こすことになります。
日常生活でコレステロールを調節するためには、
①食べ過ぎないようにする
②コレステロールの多い食品を控える
③食物せんいをたくさんとる
④散歩などの適度な運動をする
とよいです。
早期の対策で、コレステロール値を正常に戻し、健康なからだを取り戻しましょう。
健診で指摘された
血圧が高い
高血圧はよく聞く病気です。血圧の上(収縮期)が140、下(拡張期)が90以上の場合に高血圧と診断されます。わが国に成人3人に1人が高血圧です。また、60歳以上では6割の方が該当します。
高血圧になっても特徴的な自覚症状がないため、高血圧と知らない方や知っていても治療をされない方がいます。高血圧はサイレントキラー(静かなる殺人者)といわれるように、知らないうちに脳卒中や心筋梗塞などの重篤な病気を引き起こします。日本では65歳以上の寝たきり原因の4割が脳卒中であり、また痴呆の原因の半分が脳卒中です。
高血圧→脳卒中→そして、寝たきり とならないためには血圧を下げることが大事です。
血圧を下げるためには、
①適度な運動をする、
②塩分を減らす、
③体重を落とす、そして
④血圧の薬を服用することが必要です。
血圧が高いと感じている方、とりくみをはじめてみませんか。
健診で指摘された
血糖が高い
糖尿病は血糖値が高くなる病気です。この病気は初期には痛くも痒くもありません。ではなぜ治療しなければいけないのでしょうか?それは血糖値が高い状態が続くと、全身の血管に障害を起こし、さまざまな合併症を起こすからです。
糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害、脳梗塞、心筋梗塞などです。
合併症対策には日ごろの血糖コントロールが大切です。その基本となるものは食事療法と運動療法です。
食事療法を行なうにはまず、あなたが食べているものがどんなもので、どれくらいのカロリーがあるかを知ることから始まります。あなたが昨日食べたものは何だったですか?何をどのくらい食べたか、意識していますか?当院での治療は「食事日記」をつけていただくことから始まります。
健診で指摘された
慢性腎臓病って何?
慢性腎臓病(CKD)とは慢性に経過するすべての腎臓病を指します。
あまり耳にしないかもしれませんが、実は患者さんは1,330万人(20歳以上の成人の8人に1人)いると考えられ、新たな国民病ともいわれています。
生活習慣病(高血圧、糖尿病など)や、メタボリックシンドロームとの関連も深く、誰もがかかる可能性のある病気です。 腎臓は体を正常な状態に保つ重要な役割を担っているため、慢性腎臓病(CKD)によって腎臓の機能が低下し続けることで、さまざまなリスクが発生します。
慢性腎臓病(CKD)は初期には自覚症状がほとんどありません。それが、慢性腎臓病(CKD)の怖いところで、患者を増加させている原因でもあります。
慢性腎臓病(CKD)が進行すると、夜間尿、むくみ、貧血、倦怠感、息切れなどの症状が現れてきます。
これらの症状が自覚されるときは、すでに慢性腎臓病(CKD)がかなり進行している場合が多いといわれています。つまり、体調の変化に気をつけているだけでは早期発見は難しいといえます。
定期的に健康診断を受け、尿や血圧の検査をすることが早期発見につながります。
特に尿たんぱく陽性の方は要注意ですので、病院でくわしい検査を受けるようにしましょう。
胃・大腸検査
胃カメラ
前日は夜8時までに夕食を済ませてください。 当日は朝から飲んだり食べたりせずに来院してください。胃カメラの検査手順は以下の通りです。
◆検査の手順
①検査の前にゼリー状の麻酔薬をのどにためてのどをシビレさせます。
②胃の動きを止める薬や気分を落ち着かせる薬を注射します。
③胃カメラ検査をします。
④ベッドでしばらくお休みいただきます。
⑤コンピューター上で胃の写真を見ながら説明をします。
⑥安心してご帰宅ください。
スパゲッティーの先にデジカメが付いているようなものです。このスパデッティーを飲み込みます。当院では最新のものを導入しています。 また、専用の洗浄器にてガイドラインに基づき消毒していますので、カメラはいつも清潔に保たれています。 検査を希望される方はお電話にてご相談ください。
胃・大腸検査
大腸カメラ
大腸の中には便がたまっています。便があると腸の中を見ることができません。まず、この便を出してしまう必要があります。
大腸カメラの前日は通じのよい食べ物を取っていただきます。うどんやパン、スープなどがお薦めです。
前日の夜には下剤を服用します。当日の朝は食事を取らずに来院してください。お茶や水は飲まれて結構です。
当日の手順です。
①下剤の入った水約2リットルを2時間かけてゆっくりと飲みます。
②その間便が数回出ます。
③便の色が透明になれば準備完了です。(これまで検査を受けたことがあり、
希望される方は①ー③を自宅でされても結構です。)
④点滴をします。
⑤腸の動きを止める薬と気分を落ち着かせる薬を注射します。
⑥大腸検査をします。
⑦ベッドでしばらくやすみます。
⑧コンピューター上で検査の結果を説明します。
⑨安心してご帰宅ください。
これが大腸カメラの装置です。当院では最新の装置を導入しています。
また、専用の洗浄器にてガイドラインに基づき消毒していますので、カメラはいつも清潔に保たれています。
検査を希望される方はお電話にてご相談ください。
胃・大腸検査
便秘や下痢
排便が毎日規則ただしくあると気持ちがいいものですが、便秘や下痢に悩まされている人はたくさんいます。電車や車の中で急にトイレに行きたくなったり、何日も便が出ないなど、お腹の調子が悪くなることはありませんか。
正常な排便は毎日スムーズな排便があり、排便後スッキリするというものです。
逆に便秘は3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても便が残る感じがする状態です。
便秘の反対にあるのが下痢と思われていますが、どちらも同じ便通異常で表裏一体の関係にあります。便通異常の人の中には、同じ原因から便秘と下痢を繰り返している人もいます。
便秘を解消するには、便秘になりやすい生活習慣の改善が必要です。
まず便意があったら、排便を我慢しないことです。そして食事をしっかり摂ることも大切です。また規則正しい生活でストレスを解消しましょう。そして適度な運動をしてお腹の筋肉を鍛えましょう。
胃・大腸検査
胃痛
胃が痛くなったことはありませんか?胃の痛みの原因は「胃酸の出すぎ」や「胃粘膜を守る力の低下」によっておこります。
ストレスの多い現在、胃潰瘍はよくある病気です。一般的な症状はお腹がすいた時にみぞおちが痛み、食事をとるとおさまります。また、胸やけやすっぱいゲップがでることもあります。ひどい場合には胃の中で出血して貧血や下血(便が黒くなります)をおこします。このような症状がある時には早めに胃カメラ検査を受けましょう。
胃潰瘍の原因は
①ピロリ菌
②ストレス
③タバコ
④お酒
などがあります。こころあたりはありませんか?
ピロリ菌を退治する治療をすると胃潰瘍になりにくくなります。また最近は萎縮性胃炎の方もピロリ菌を退治する治療を受けることができるようになりました。
その他にみぞおちの痛みは、虫垂炎や膵炎(すいえん)、がんなどのサインである場合もあります。痛みが続く場合や吐き気や熱を伴うときは早めに受診しましょう。
胃・大腸検査
便に血がついてる
健診や人間ドックにて便の中に血(潜血)が混じっていると言われたことはありませんか?また、排便時にテッシュに血液が付着したことはないですか?
前者の場合には大腸ポリープ、後者の場合には痔や排便時の出血のことが多いです。しかしいずれの場合にも大腸がんの可能性を考える必要があります。
最近大腸がんが増えていますが、多くの人にとって大腸検査は胃の検査より受ける機会が少ないようです。大腸検査は苦痛なく受けることができますので、異常があった場合には、早めに大腸の検査を受けられることをお勧めします。
胃・大腸検査
ピロリ菌とは
ピロリ菌はらせんの形をした細菌で胃の粘膜に生息しています。最近、このピロリ菌が胃潰瘍や胃炎、そして胃がんなどの病気に深くかかわっていることが明らかになってきました。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍の人がピロリ菌に感染している場合、ピロリ菌を退治することで潰瘍の再発が少なくなります。
また萎縮性胃炎の人ではピロリ菌を退治すると胃がんになりにくくなることがわかってきて、保険でピロリ菌の退治治療ができるようになりました。
いずれの場合も胃カメラ検査とピロリ菌の検査が必要です。検査の予約についてはお問い合わせください。
からだのキモチ
めまい
めまいは大きく分けると、自分や周りがグルグル回っている感じの「回転性めまい」と、立ち上がるとクラッとして目の前が真っ暗になる「立ちくらみ様めまい」に分けられます。
「回転性めまい」の多くは耳の異常が原因で起こります。
「立ちくらみ様めまい」の多くは、起立性低血圧などの血圧の変動や、循環器系の異常が原因で起こります。
めまいが起きた時は不安感や緊張感から血圧が急に上がったり、過呼吸になったりしてめまいが悪化したり手がしびれたりすることがあります。あわてずに横になり、安静を保ってゆっくりとしてください。少し落ち着いてから病院へ行きましょう。
からだのキモチ
トイレが近い
トイレが近いこと(頻尿)で困っている方は、意外とたくさんいます。
頻尿になると、ちょっとした外出の時も不安になったり、旅行やスポーツを気軽に楽しむこともできません。
夜に起きてしまうと、ぐっすり眠ることもできず、朝がつらいと感じる方も多いでしょう。
頻尿は病気の一つであり、きちんとした診断と治療を受ければ、快適な生活を取り戻すことができます。
トイレが近くて困っているのに、我慢してしまうのは逆効果。
病気が隠れている場合もあり、大きな病気が見つかることもあるのです。
恥ずかしいと思ったり、年齢だから仕方ないと諦めるよりも、症状ときちんと向き合って、対策をしていきましょう。
からだのキモチ
ぜんそくが出た
ぜんそくは、咳(せき)や痰(たん)、「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という喘鳴(ぜんめい)や息苦しさなど、さまざまな症状があります。
喘息のもとは気道の炎症です。喘息の人の気道は、症状がないときでも常に炎症をおこしており、健康な人に比べて気道が狭くなって空気が通りにくくなっています。炎症がおこっている気道はとても敏感になっていて、正常な気道ならなんともないホコリやタバコ、ストレスなどのわずかな刺激でも狭くなり発作がおきてしまいます。
喘息の治療は、発作をおこさないための気道炎症の治療が中心となります。
このような症状が続いている方は、医療機関を受診しましょう。治療せずに放置すると、気道の炎症が悪化して発作の頻度が多くなったり症状が重くなったりします。
からだのキモチ
咳や痰
咳(せき)や痰(たん)が長期間にわたって続くことがあります。よくあるのは風邪をひいたあと熱や喉の痛みは消えたのに、咳や痰が何週間も続くという場合です。
また、特に風邪をひいたわけでもないのに数週間、数ヶ月前から続いている咳(せき)、痰(たん)の場合には、肺癌や肺結核のようにゆっくりと進行していく肺疾患も考えなければなりません。胸部画像診断や喀痰の検査が必要になります。
その他に長引く咳と原因として
① 咳ぜんそく、
②アトピー性咳嗽、
③逆流性食道炎、
④気管支拡張症
などがあります。
咳が長びく時は医療機関を受診しましょう。
からだのキモチ
息が苦しい
息が切れて胸が苦しいことはありますか? もし、運動をしたわけでもないのに、胸が苦しい場合は、 体内に何らかの異常が起きている可能性があります。
胸が苦しい原因としては、
①肺を中心とした呼吸器の異常と、
②心臓を中心とした循環器の異常が考えられます。
またそのほかにも
③脳の血管障害で呼吸をつかさどる部位に障害があるときや
④肥満やストレスなどでも胸が苦しくなる場合があります。
肺や心臓、脳の異常の場合には命に関わる病気のこともありますので、症状がある時は早めに受診してください。