≪秋風に たなびく雲の 絶え間より
もれ出づる月の 影のさやけさ≫ 左京大夫顕輔
平安時代の歌人が詠んだ百人一首の歌です
秋風が吹いて、横にたなびいている雲の切れ間から、
射しこぼれてくる月の光が、なんて明るく澄みきっていることでしょう
という意味です
最近月を眺めましたか
4月の震災、その後の大雨、夏の異常な暑さ
みなさん色々な思いで乗り越えてこられたと思います
日々の生活に追われ、いろいろ考えを巡らせたり、気持ちがいっぱいいっぱいになっている方も
たまにはゆっくり秋の夜空を見上げ月を眺めてみませんか
ただぼんやり月を眺めているだけでも
心がリフレッシュできるかもしれませんよ
平安時代の歌人と同じ月を眺めていると思うとなんだかロマンティックですね