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日野原先生に感謝



7月18日に105才で亡くなられた日野原重明先生

私は、直接お会いしたことはありませんが、生涯現役であり、命の尊さを語りつがれ患者参加の医療や終末期医療の普及、看護師教育にも携わっておられました。

ご自身も医学生時に結核にかかられたり、東京大空襲で被災者の治療、地下鉄サリン事件では陣頭指揮され640名の被災者を受け入れられたり、よど号ハイジャック事件では人質になられていたりと色々な経験をされておられました。私は今回改めて、予防医学の先駆者として人間ドックの開設に携わっておられた事や、成人病に変わる呼称として生活習慣病の名称に変わる契機を作られた事を知り、先生のご活躍や功績に驚きました。

時々TVで先生の講演やインタビューなどでお元気な姿や笑顔をみるたびに私も元気をいただき、また安堵感を感じたりしていました。たしか90才時の「生き方上手」の出版の際のことだったと思いますが3年先までスケジュールがいっぱいという話を聞いて、私なりに先生大丈夫かな?と心配した事を思い出しました。今思えばとりこし苦労でしたが…。

これからも先生からの教えや学びを大切にしていきたいと思います。

日野原先生に感謝し、ご冥福をお祈りいたします。

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