先日ある研修会で、子どもを取り巻くネット環境について、考える機会がありました。それは、個人情報を載せたことで犯罪に巻き込まれたり、何気なく送った写真や言動で相手を傷つけてしまったりなど、ネットでの問題点を知り、親の立場から学ぶものでした。
この問題は思春期の子を持つ私にとって、決して他人事ではありません。中学生の娘も、ラインでのやりとりやYouTubeを観るため、気が付けば一日中ネットばかりをしていました。朝起きられなかったり、勉強をしなくなったりと、明らかにネットを使う前と後では生活リズムが変わっていたのです。
そして、何より残念だったことは、本好きだった娘が本を読まなくなったことです。活字を読むより、ネットの刺激的な情報の方に、魅力を感じるようになっていました。私自身、娘に注意するのが面倒で、自由に使わせていた事をとても後悔しました。
今回の研修は、ネットの使い方を見直すきっかけとなりました。
娘がネットのトラブルに巻き込まれる前に学ぶことができて、本当によかったと思っています。ネットという、便利な道具を賢く利用する為には、使うときのルールを作っていくことがとても重要です。これから家族でしっかり話し合いをし、子どもと一緒に、ネットに振り回されない生活を心がけていきたいと思います。