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イチョウ並木




月日が経つのは早いものでもう師走です。本格的に冷え込む季節となりました。この時期といったらやはり紅葉ですね。四季折々の自然の美しさを楽しめるのは日本ならではのものではないでしょうか。

 

熊本ではあちらこちらでイチョウ並木を見かけます。熊本城が昔「銀杏城」と呼ばれていたことから、イチョウは熊本市の市木にもなっています。毎年10月中旬から11月下旬に黄葉の見頃を迎えますが、今年は厳しい残暑や寒暖差の影響により色づきが遅れたように思えます。

熊本県庁プロムナードは、肥後54万石にちなんで54本のイチョウの木が植えられており地元の人から愛される黄葉スポットです。春から夏にかけては爽やかな緑を、秋口には美しい黄金色へと移り変わろうとする姿を楽しむことができます。また、熊本地震の復興プロジェクトの一環としてルフィ像が建てられていることもあり、今の時期は県外や外国人の観光客で賑わいます。

 

先日そちらに行ったのですが、秋晴れの青色とイチョウの黄金色が美しいコントラストを生み出し思わず息をのむような絶景でした。辺りを見渡すと写真撮影を楽しむ学生や親子連れ、落ち葉を拾う子供たちや犬の散歩をするご年配の方もいて微笑ましく感じました。地面はイチョウの葉で埋め尽くされて黄色い絨毯が広がっていました。まさに「黄金の道」この時期にしか体感することのできない美しさです。期間中の夜にはライトアップもされ、より幻想的な雰囲気を醸し出します。見る角度や光の加減でこんなにも見え方が違うのだと改めて実感しました。

是非一度は足を運んでいただきたいです。

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