毎年5月連休は長崎県波佐見町で行われる『波佐見陶器まつり』に行ってたくさんかわいい器をみて、お気に入りを見つけるのが春の楽しみでした。しかし、今年は新型コロナウイルスの流行により、緊急事態宣言や県外への移動制限、ステイホームが叫ばれ今年の春の波佐見の陶器市も中止となってしまいました。そんな中でも窯元さん達の「家でも陶器を楽しんでほしい」という思いからそれぞれの窯元で「WEB陶器市」が行われ、わたしも今年はWEB陶器市で波佐見焼の器を購入しました。
しかし、やはり器は日常生活の中で長く使うものなので実際に目で見て、触れてお気に入りの器を探したい!と強く思うようになりました。そこで、地元熊本の窯元に目を向け、天草の窯元を巡ってみることにしました。端から端まで見て周るには一つ一つの窯元が離れており、一日では到底周りきれないので、2泊3日の旅行を兼ねて海の幸を味わいながら窯元巡りをしました。
天草の窯元は天草陶石を使った白くてキレイな磁器だけではなく、土や粘土を使った温かみのある器もありました。デザインも海の生物や天草オリーブが描かれたものなど天草らしいデザインのものもありました。宿泊したホテルのお料理も天草陶器のお皿が使われており、古くから地元で愛されてきたものなのだなと実感しました。
今回改めて地元熊本の素晴らしい文化を知ることができました。素敵な器とも出会えたのでまた一段と料理を頑張ろうと思います。
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